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札幌事務所のお引越しのお知らせ

かけはしの札幌の事務所の引っ越しがありました。
これまでは、札幌駅の北口の、エルプラザの2階、ボランティアブースで2年お世話になっておりました。
印刷機や会議室などがあり、とても活動に便利でしたが、何せ、まるっとコロナ期間で思うように、ミーティングも開けず残念に思います。
事務所は、厚別区に引っ越しました。
大家さんのご厚意にあまえて、お邪魔させていただく形です。
あっというまに30年という時間だけが過ぎてしまい、活動いただいた印刷物などたくさんの資料があります。
これはもういらないのかなあ。と思っていても、また原発事故がおきたら、誰かに必要とされるかもしれない、と思うとなかなか処分できませんね。
さて
1992年に活動が始まった党団体ですが、いったい何回事務所の移転があったか…。
なんとこの度で12回目です。
2.5年に一度、引っ越してる計算になりますね。
なぜ、こんなに頻繁に?
と思われると思います。
それは…昔は、インターネットなんて便利なツールもなく、携帯やスマホもありませんでしたので、ボランティアさんが集まってバザーの仕分けをしたり会議をしたりするのにどうしても、札幌市の中央区がいいということで(集まる頻度が多かったので)、活動に理解を寄せてくださって、安い家賃でお借りできるところばかりです。
そうすると、やはり、大家さんが高齢で、ああいいよ、と言ってくださるところ、昔ながらのアパートのようなところも多かったのです。
私たちの引っ越しの歴史は、ある意味、札幌の再開発の歴史とともに、建物が壊されて新しくなるから、また、貸してくれそうなところを求めてうろうろしていたわけです。
思い出深いところはいくつかあるのですが、
やはり
ガレージをお借りして、そこでお寄せいただいたリサイクル品を売って、子どもたちの渡航資金をあつめていました。
こんな事務所です。

ここでよく正真正銘のガレージセール。
ベラルーシの子どもたちも、保養中に着る服を探しに来ていました。

さすがに、これは…ということで、建築家の方が、廃屋にされる家から、窓とドアをもらってきてくれて、壁をつくってくださいました。
ありがたいことです。


北海道とカナダのボランティア交流事業のために、このガレージでカナダからの視察のみなさまをお迎えしたことも懐かしい思い出です。
(そのあと、カナダのボランティアで行ってるリサイクルショップをぜひ見てほしい…ということでカナダ訪問団に加えていただきましたが、別格に広くて日本の大きなリサイクルショップなみでとても驚きました。)

このような人様の暖かい心を渡って、私たちの活動が続き、チェルノブイリの子どもたちが保養にやってきていました。
このガレージもまた、建て替えになり、事務局は流浪していったのです。

このような活動で受け入れてきた子供たちが成長して、ウクライナで戦ってる徴兵されてる若者たちぐらいの年齢になっており、私たちはベラルーシの子ども中心だったとはいえ、同じ顔ですから胸がつぶれる思いの毎日です。
一刻も早い停戦を祈っていますが、なかなかその日が訪れてくれません。

そうか、みなさまも、一日も早く、停戦されることをともに手を合わせて祈ってあげていただけないでしょうか。
そして…このたびの地震被害のトルコとシリアのみなさまの救援活動が進みますことを心より願っております。

何に祈るか…今、おかしな宗教とかカルトも多いですね。心当たりのないかたは、おてんとうさまにでよろしいかと。
日本もまたさまざまなことでグラグラしていて心が定まる気配にないようです。

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