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2.212020
COVIDと対峙するために日本社会が変わるべきこと
https://georgebest1969.typepad.jp/blog/2020/02/covid%E3%81%A8%E5%AF%BE%E5%B3%99%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%93%E3%81%A8.html?fbclid=IwAR2kL6bcdwW_iEkAgddj3b3YSFMHTuGO_B25CkqT34-1IKgunJIYScqVRlM
ダイヤモンドプリンセス…の船の中に入った専門家の岩田先生が書かれたブログをご紹介します。
一部、まる写しで失礼ですが。私たちが心しなければいけないことだけ、ちょっとご紹介したいと思います。
「さて、本日お伝えしたいことは結論だけ言えば以下のことです。多くの専門家も同じようなことを言っていますから特にオリジナリティはありません。
1.風邪をひいたり体調を崩したら家で休む。社会もそれを許容する。
2.しんどくなったらマスクを付けて速やかに病院を受診する。しんどくなければ必須ではない。しんどさの基準は個人差があるので個々の判断で。
3.自宅に家族がいれば、病気の人はマスクを付けて、神経質に何かに触るたびに手指消毒をする。何度でも。
4.仕事や学業を効率化する。人が集まらねばならない会議は最小化してメールでできること(特に連絡事項)はすべてメールやチャットなどでやる。自宅でできる仕事も自宅でやる。
5.医療リソースと公衆衛生リソース(役所含む)を大切にする。モノと人。マスクを無駄遣いしない。人も無駄遣いしない。すぐに病院に駆け込まない。「何かあったらすぐ病院に」と勧めない。夜中の記者会見など無駄なことはしない。というか、記者会見もチャットでやるといい、昼間に。」
結局、2011年できなかった宿題が、今回また私たちの首を絞めようとしてる…と思いませんか?
逃げたい、怖い、つらい、という言葉を吐いたら、不安をあおると叱られ、批判された。
当たり前の感情を表に出せない…。
おかしいなぁ、嫌だなぁって、来るしなぁ。怖いなぁ、って感情の言葉が、つぶやけない世界って
それ「軍隊」ですよね。
日本の学校が今、「プチ軍事訓練場」みたいになってしまってて。
もちろん優しい先生たちがいっぱいいるけれど。
組織の上が、ネジをしめあげるタイプの人なら、先生たちの愛情は、ジップロックにいれて、冷凍庫ゆき。
ダイヤモンドプリンセスの船内も、統制がとれてないと、岩田教授が驚かれたそうです。
それで、意見を言おうとしたら、出て行ってください…ってなったみたいで。
苦笑。
私も人生で、2回ほど、追い出されたことありましたね。
一回は福島原発事故のあと、ベラルーシの企業がお金をだして、非汚染地の豪華なベラルーシの保養所(知りませんでした。高級官僚の子どもたちが行ってたんですね。)に招待の枠がきました。50人ほどだったかな。
それで、福島県議さんが仕切ってたんだけど、「保養ではなくて交流が大事」っていきなり、目的がすり替わっていて。
小学生のほうがリスクが高いのに、高校生が行ってベラルーシの子と交流することが福島の未来になる!というのです。
そういう考え方もあるかもしれんが、そもそも、ベラルーシの人が保養にってお金を集めて飛行機代とか滞在費を出してくれるのに、宗旨替えしてしまっていいのかなぁ。
しかも、付き添いの枠が大人5名なんですが、そこは、高校生の付き添いの先生にする、小学生の付き添いは1人でいいでしょう?って言うので、県議さんに、「それおかしいでしょう?小学生のほうが付き添いの先生が必要だし、そもそも高校生が多すぎる…」と言ったら、「はずれてください」って、名言されました。
何も意見しないで、参加していたほうがよかったんだろうか…。
無理ですね。
あとはプルサーマルの反対運動しようということになって、いろんな団体が集まり…そんなやり方じゃ、本当にプルサーマルをやめさせる打撃を与えられない…って意見したら「今回ははずれてください」って(笑)
言うことを聞く人だけがほしい…って、わがままだよなぁ(笑)
たぶん、岩田先生の「レッドゾーン」「グリーンゾーン」に分けて感染する人を少しでも防ぎたい、という目的と、船を仕切っいた人たちの、「目的」が同じではなかったのでしょう?(結局、ご自分を隔離されてるみたいですが)
同じはずなのに…あれ?どこかで話が違ってる。
今、日本の政治も、国民のためになってるの?って。
政治の目的がどこか違ってきてしまっていなかな?
と日々思います。
さて、今、私たちが何をすべきか…といったら。
お金のことをどうしよう…ってまず先に考えると思うんですが。
命あってのものだねですから。
肥田舜太郎先生の言葉が思い出されます。
「もう、人生の目的を健康のために生きる、というふうにしなさい」とシンプルにおっしゃっていたのを思い出します。
ここが家族で一致できるまでに、自分のそれまでの人生のものも出し切らないといけない。
避難された人は9年前にそれを経験されましたよね。
すべてを失う経験。
残された人は、すべてを受け止める経験もされていると思います。
そして、どちらを選ぼうとも、この9年間の忍耐の積み重ねで、みな大きく力強くなったと思います。
コロナぐらいでへこたれてどうしますか?
私たちは寿命2万年以上もあるものと戦っていますから。
肺の細胞の栄養が欲しい…なんて泥棒ウィルスに気持ちで負けられません。
まずは。
そして、政府にオリンピックはあきらめてもらって。
つまり、政府も、イベントにまつわるいろんなものを手放すかどうか、国民のためにそれができるかどうか試されています。
敵対してる相手のようで、ここの選択は同じなんです。
日本という国が、お金や名誉のためじゃなくて、国民の健康のための国に代われるかどうか。
私たちが、選ぶしかないのです。
天皇の即位のとき10連休…ってやったじゃないですか?
そうです、コロナ二週間連休つくって、政府は経済補償と医療保証にかけづりまわればいいのです。
彼らに高給あげていますから。
できないなら、目的をすり替えない国会議員に、席を譲ればいいお話です。
いろんな選択の場面で、「何を選ぶ?」の連続です。
健康のためになるほうを選んでいくしかないと思います。
本当に大切なものはなんだろう?
明日死ぬと思ったら、これもいらないあれもいらない、本当に大切なものは?
見えてくると思います。