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オーガニック(有機無農薬)給食うらやましいね

このところ、他国をうらやましい、うらやましい、と思うことが多いです。

とくに、子どもたちをめぐる環境について。

日本は、子どもたちの貧困問題(家庭のだけで子どもだけが貧困なわけがないので)が大きく、ボランティア活動で、「子ども食堂」が日本中でできてきています。

子どもの活動範囲を思えば、近くに食堂がなければ、食事にありつけないわけで、多くの子どもたちがおなかをすかせてるのか?と思うと胸がいたいです。

そして…そういう子どもたちでも、とりあえず、学校に行けば給食でおなかを満たすことができる!

と思いたいところですが、台風の被災地の千葉県の館山市の給食がときどきSNSに上がってきますがこれが本当に悲惨。

産経新聞の記事はこちら

https://www.sankei.com/region/news/191224/rgn1912240001-n1.html

おかずは自分持ち…って言っても、台風で屋根が壊れたまま年越しされた被災地域です。

被災されてない地域からホローすることができない…それが日本の力の限界を見てるかのようです。

次に…被災されてない地域の、名古屋市(-_-)

これはいまやSNSでは有名でググれば名古屋の悲惨な給食はほかにもたくさん出てきます。

名古屋市の給食でぐぐればいろんなバージョンが出てきますが、ようは、そのほかの栄養は牛乳でとってくれ、という感じですね。コッペパン(炭水化物)×焼きそば(炭水化物)。四角いのは…なんでしょう?

すでに、意味不明です。

また、もっと悲惨なのは、冷たいお弁当箱にはいってくるコンビニ弁当のようなタイプのところも、あるようです。

素朴な疑問として、子どもたちに何をしたいのですか?大人は…。

私がまだ成人する前のころ、40年近く前に、「エコノミック・アニマル」っていう言葉で、日本人が批判されていたことを覚えています。日本の経済成長とともにいろんな価値観が壊れて、価値判断が経済中心になっていいのか?というようなそんな批判の趣旨だったように思います。

給食費を徴収して、そこから利益が出るように、素材を劣悪なものにして、このような餌のように子どもたちに与えるのが、エコノミックアニマルの社会になってしまったのかもしれません。

誰も何も考えないのです。

では…何が足りないのかといえば、「考え」ですよね。

まず、子どもたちは「生きる未来」ですから、未来に元気な大人になってほしい、ひもじい思いをしてほしくない、など社会状況のホローや、いろんな願いを給食に込める…という、思想をまず、持つところから…じゃないでしょうか?

比較されて話題になってるのは、韓国は給食はオーガニックになってきてるそうです。

わお、野菜たっぷりですね。

写真はブログからご紹介させていただきました。

韓国の給食の写真公開!無償でオーガニックに…

http://hanna.main.jp/school-lunch-korea/?fbclid=IwAR0zHZzj9h-pl_6N-S3dUPeeQQBg_aGyxzRXoivuWU7tCd_dZgw2SGjVHvA

なんという、うらやましさでしょう。

食事をみただけで、その食卓から子どもたちに「ある種のメッセージ」が伝わってきませんか?

そうです、「あなたたちを大切に思ってますよ」

という。

ブログを読んで感心したのは、配膳は専門の人がしてくれるというところ。

日本の学校給食は子どもたちが配膳する…という軍隊スタイルです。

このスタイルを戦後ずっと続けていて、家事の男女の分担の平等に結びつかなかったですよね?

義務だから。

日本は、日本文化を大切にするとかいいながら、日本の食事ってなんなんだ?という教育を給食から放棄しています。

まして、死の灰入りのものを「子どもが食べていたら安全でしょう?」というイメージづくりに利用してる大人たちがいることに、涙を禁じえません。

このようなオーガニック給食は、フランスでも始まるとのことです。

いかに、その国が子どもたちを大切にしてるかわかります。

そういうメッセージを、日本の子どもたちは受け取ることはできるのでしょうか?

組体操はこのごろ、文科省もやらなくていい、という通達を出してるそうですが、いまだ取り組む学校があるとか。

私は思うんですよね。

子どもを調教してるよなぁ。

そういうのって、いやらしい支配欲だよなぁ。って。

子どもたちは、いろんなことを学びたい、しりたい、興味津々。

その子どもたちに、「これでも食ってろ」みたいな給食で、子どもたちは、自分を大切にしよう、と思えるかしら?

まして、日本の給食のパンからは農薬も検出される始末。

ベラルーシでも、放射能汚染のない給食を、日に二度だしたりしていました。

それは、子どもたちは、細胞分裂をものすごい早さで行っていて、栄養がたくさん必要だからです。

野菜から摂取できる微量ミネラルはとくに細胞をつくるのに重要です。

福島原発事故のあと、給食でおにぎり一個という地域もありました。

放射能の中で、微量ミネラルが大量に必要な子どもたちにそれしか与えられないなら、避難させて、九州などの暖かい地域でふんだんに野菜給食を食べさせるべきだと思います。

政治はすぐには変われないけれど、まず、変えようと思うことはとても大切です。

どこの国も良い方向に変えようと思って努力してるのですから。

 

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