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10.152019
「りんごの森」へようこそ
今年、チェルノブイリへのかけはしには、「りんごの森」という保養のための家が完成しました。
北海道の岩見沢市というところです。
古い一軒家を改装して、なんとか夏の保養に間に合いましたが、保養の最中に、北海道のサロマ町から荷物の引っ越しなどして、計画に無理があったかな、と反省しています。
さて、古民家といはいえ、これから30年は使ってもらえるように、お風呂は今風のものに取り替えました。
畳もやめて、床にしたり、珪藻土にしたり、有用微生物を入れてペンキを塗ったり、あれやこれやして、居心地のよい空間になりました。また、量子水の機械もプレゼントでつけていただき、実際これはなんだろうと思っていたのですが、とりあえず、ありがたく設置していただきました。
しかし…いや、これは、足のかがとがツルツルになってる…。気がついたら。
お布団や、タオル類もふんだんにあります。
そのようなわけで、北海道は寒さに向かっていきますが、通年で、保養に使用していただけます。
今は夏ではないのであれこれプログラムができず、滞在する…だけになってしまいますが、札幌近郊ですし、見どころの多い地域です。
何が言いたいかと言うと、
今回、被災されてしまって、何がなんだかわからないとか混乱してるときに何も決めないほうが良い、少し、休んだほうが良いじゃないの?と、思います。
もちろん、一つの家庭だけかもしれませんし、他に希望者が出ないとも限りませんので、一階と二階でわかれてなどあるかと思いますが。
行くところがない…という場合は、まず、思い出してください。
ご相談は
info@kakehashi.or.jp
011-511-3680
さて、なぜ「りんごの森」なのか…。
画面の中央に、小さな赤いりんごが見えるでしょうか?
離農される農家の方のりんごとさくらんぼの苗がもったいないと、とある青年が植えてくださったもの。
保養に来る子どもたちにいつかみてもらえたら…と思っていたら、なんと、まだまだ幼い苗なのに、がんばって小さなりんごの実をつけてくれました。
洪水伝説のさなかにいるような日本ですが。
鳩がオリーブの木を加えてきたように、大人も子どもも、物言わぬ、この軌跡のりんごから、今年の夏は、何かしらの希望を感じ取っていたように思います。
チェルノブイリの子どもたちの保養からもう少しで30年。
私達のグループも高齢化していて、できれば保養所があればお母さんたちに自由に使用してもらえる…という願いも一つ実現しました。
バトンを次世代にうまくお渡しできたらいいのですが。
★ここで少し募金のお願いm(_ _)m
家の修復と保養所としての機能の備え、それから保養ですべて出しきってしまいました。
ご協力よろしくおねがいします。
https://www.kakehashi.or.jp/bokin