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4.62025
健康のために その2 口呼吸問題
健康のために その1歯周病でご紹介いただきました舌掃除。
歯周病や誤嚥性肺炎の予防になるということで、ぜひとも若い方も若いうちだからこそ取り組んでいただきたいと思います。
予防がとても大切です。
この資料は、精田紀代美先生の講演会のときにいただきたものです。
(このメーカーさんと当団体は一切関係ないことを明記させてきただきます。)
たかが歯周病、されど歯周病。
こんなに多岐な症状を引き起こすんですね。
ではもう一つ見ていただきたい図があります。
放射線をあびると、フリーラジカルが体内で発生します。この詳しいメカニズムは説明しきれません。
しかし、結果として身体が酸化し、その発生した毒物質が体内で増殖し続ける。
フリーラジカルが体内でどのような悪さをするのか、という研究は、被ばくに関係なく、あちこちで進んでいると思います。
(吉川敏一先生と、当団体はなんの関係もございません)
さて、この研究に黄色い色でマークしたり、〇で囲んだりしてるところは、歯周病の図と共通してるところです。さらに青い〇も名前がちがえど同じ症状かなと思います。
では、被ばくしたときに、歯周病があると、これらの症状はより悪化する、というのは当然の考えられます。
あるいは、被ばくをすると歯周病が悪化するのか?
ヒロシマナガサキのかたの体験談を読むと、みなさま歯はことごとくダメになったと書かれおります。
なぜなんでしょうか?まだまだ説明されてないことが多いです。
ですので、少しでも歯周病を軽減させることで、これらのフリーラジカルで生じさせられた症状もまた、悪化させないよう努力することはできると思います。
では、舌掃除だけでいいのか?舌のマッサージだけでいいのか?
ここで、引退されてしまいましたが、西原克成先生をご紹介したいと思います。
日本で免疫の本をこれほど出版された先生もおらないだろうというほど、先生の著作はたくさんありますので、ご興味のあるかたは検索されてみてください。
そして、なぜか、コロナ騒動が起きるほんの少し前、突然、引退されてしまいました。
これはなんだか、不気味なお話でした。
さて、先生も歯科医師ですので、口呼吸はダメだよ、ミトコンドリアも呼吸させないと、と訴えておられた方です。
先生が健康のためにアドバイスされていたこと
1:口呼吸をやめて鼻呼吸にする。口呼吸はときに難病にもいたる。
2:重力作用の軽視をやめて、骨休めをする(8時間)。ここを甘く見ると過労死する
3;冷中毒をあまくみると三大難病(ガン、免疫病、精神病)になる
1はなぜ、私たち日本人が口呼吸になってるか。人類はずっと鼻呼吸であったのに。
ひとつは、戦後、離乳食を早くするように指導されたことと、母乳育児をやめて、粗悪品の哺乳瓶でミルクを飲ませたことと言われています。母乳を飲むときは鼻で息をすいながら口で飲む。自然と鼻呼吸がみにつく。戦前は1才ぐらいまでは母乳をあげていた、ところによってはもっと大きくなってもあげていたともいいます。
そして、哺乳瓶に関してはドイツのメーカーのような吸わないと出てこないものではなくぼたぼたと自然にながれてくるようなものが日本で売られていたこと。
さらに、おしゃぶりは、鼻呼吸にとっていいものだが、歯並びが悪くなると日本ではさせなかったことにより、口がぽかんとあいた口呼吸の子どもが増えた理由だと指摘されています。
2;重力作用について
人間の頭も重たいので、8時間は横になり、骨を休めること。まっすぐ上を向いて眠ること。
「口呼吸はかた噛みクセを連鎖し、顔も顎も歯型もつぶれ、頚椎も腰椎も曲がり、骨盤もゆがみ、肩も腕も脚も左右差ができて一生涯免疫病…(中略)。頭も顔も5kgの重さがあり、脳も骨盤も重いので、自分の体重で、顔も身体もつぶれてしまうのです」
骨盤のゆがみは、若い時はわかりませんが、しだいに私も、腰痛、ひざ痛、肩こりの原因になるのだと警戒をするようになってきました。
3:冷中毒
冷蔵庫病と考えたらいいのかと思います。おなかを冷やすような食べ物や飲み物は飲まないこと。まだ腸内細菌業ができてない小さな子どもにアイスクリームやエビなどの刺身(生もの)を食べさせると、あるいは低体温であると、ばい菌が発生し、身体中をめぐり、細胞内感染を引き起こす。これが三大難病の原因の実相である。
この冷中毒のために毒素(ウイルスなど)をかかえた顆粒球(白血球)が。血液脳関門のない箇所を通って、脳脊髄液内に微生物をばらまき、脳神経細胞に感染症を引き起こす…と。
膨大な理論がバックグランドにあるのに、今日は、三つだけかいつまんでご紹介させていただきました。
体調改善のために、何かを摂取する、ということは大変です。食生活を変えなければいけませんから家族の協力も必要です。
しかし、マイナスを引き起こすものを排除していくことも同時にしていかなければいけない。
ご自身が広島で被爆された肥田舜太郎先生がおっしゃっていたように、「健康で長生きすること」に人生の目標を設定する、ということなのだと思います。
これは、よくある温泉などの出口に置いてある水の温度をはかってみたものです。
低いも低い、3.9℃。かわいいわが子にこんな低い水温の水を飲ませては、腸内細菌が悪くなります。
冷たいものは飲まないこと!、これはまずできますよね。
写真にあるように、調理用の温度計を持ち、子どもたちに、冷たいものは飲んではいけないと理科のように教えてあげてください。
気を付けてみると、歯周病にも、フリーラジカルにも、脳に関する病がありますので、毒素が回らないように気を付けることは大切だと思います。
子どもでも、話せるようになってきて、退化して話せなくなってしまったお子さんの病気もあるとか。
お寿司刺身はダメです。
白湯ブームは、いいブームですね。
今の時代になって思うことは、2の「骨休め」ができてない人が多いように思います。
あちこちかけもちで働いてる、寝る間も惜しんで…あるいは、ワンオペ育児などなど。
とにかく生活がギリギリになっていますので、家族はお互いちゃんと眠れているか、誰かだけにしわ寄せがいってないか、ちゃんと思いやりをもって、配慮しあって、生き残りましょう!
次回は、どうやって口呼吸を治すんだい!というところ、できるだけお伝えしたいと思います。