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3.202025
健康のために その1 歯周病と舌そうじ
少し、健康情報をお伝えできればと思います。
被ばくの症状ばかり書いてると気がめいってきました。
今回は、「セイダ式口腔ケア」の講演をお聞きして(2回目です)素晴らしいと思ったので、ご紹介したいと思います。
ちなみに、精田先生のご講演は、被ばくの話とまったく無関係です。
被ばくというのは、全身症状を引き起こします。
私の中で、似たような症状の対策なので、健康づくりの参考になるとして、引用、ご紹介させていただいております。
「被ばくしたのなら、これからは、健康のために生きなさい…」肥田舜太郎先生のお言葉が思い出されます。
ムリの聞かない身体になってる、ということを自覚するのは、なかなか難しい。
頭の中の自分の考えてる年齢と、身体の実年齢がずれてしまってる。
がんばりすぎる人生は体調崩すことを念頭に置かないといけないです。
というわけで、ヒロシマナガサキの被爆者のみなさんと肥田先生は、全国で健康長寿の方々の健康法を調べて、共有されていたそうです。
今日はそのような学びの一つとして、「舌そうじ」をご紹介します。
何よりお金がかからないのがいいです。
抵抗力が全体的に低下するので、感染病にもかかりやすいし、その家系の弱いところが悪化してきますよね。
さらに、歯周病となると、全身くまなく菌がむしばんできます。
つまり、被ばくして抵抗力が落ちて、歯周病という二重苦になりやすい。
その対策法の一つ。
高額医療費を削減するという政府の方針も出てきていますから、健康をつくっていく知識は必要です。
「富山県の特養ホームでの口腔ケアにより、誤嚥性肺炎の入院ゼロ⇒セイダ式舌そうじ」というその技法です。
(健康365)
PDF
誤嚥性肺炎の入院ゼロと学会で発表!伝説の歯科衛生士が考案
「健康365」公式webメディア
舌そうじ…と、舌のマッサージ。
舌は筋肉で、なんと、かかとから背中そして口腔の舌の筋肉につながってるそうです。
誤嚥(ごえん)って何?と若い人は思うでしょうが、気管のほうに食べ物が入っていってしまい、むせてせき込むということは誰にでもあると思います。
ところが高齢化してくると、しょっちゅう誤嚥してゴボゴボせき込み、そして最悪なのはそれが吐き出せずに肺炎にいたってしまって、入院するというケースがとても多いのです。
この入院がゼロになったということは、予防ができたということです。
入院するとかなりの費用がかかりますので、
国民保険の節約のためにも、これからは国民運動で取り組んだ方がいいと思いませんか?
朝起きて、口の中に変な味がしますよね。
それをクリーナーでかきだす。
そのとき、白い粘液性のものがついてくるのですが、それが歯周病菌のエサになるそうです。とくにのどの奥のを上手にかきだすのは難しいのですが、そこにいろんなウイルスがたまりやすいそうです。のどちんこの下あたり。
で、道具としては歯ブラシは、舌を荒らしてしまうので、舌にやさしいものを探してくださいね。
私は旅先であ、忘れてしまったというときは、スプーンを持ち歩いてるのでそれで、かきだしています。そうすると確かに口内の状態は一日気持ち良いので、日に三度かきだすこともあります。
昨今では、歯茎と歯の間に45度の角度に歯ブラシをあてるあの磨き方も歯茎を傷めるのではないか…という説も出てきていますね。
時間がないときは、口の中に水分を含んでクチュクチュしまくることというのも効果的です。
かくいう私も固いものを食べて、前歯が折れて、差し歯になってしまいました。
数年前から近所の歯医者さんに「りんごなんてかじらないで」と言われてたのに、右から左へうけながしていました。素直さが足りないで、医者さんの言うことを重く受け止めていませんでした。自分では若いつもりでも高齢化するということは怖いことです。
被ばくすると、歯はダメになりますよね。
舌そうじは、アーユルヴェーダというインドの健康法でもオススメされていましたね。日本では昔の人は普通にやってたそうですよ。草の繊維をさっともぎって、食後にぺろぺろととっていたそうです。
セイダ(精田)先生は、なんとかこの難しい話を興味持ってもらうためにと、漫談風にしてくださいます。それって愛ですよね。
(残念ながら全国講演は、お勤めの関係で難しくなるそうですが)、著作やyoutubeがありますので、ご紹介させていただきました。
ほんの小さな努力が将来の重い病気を防ぐ。
舌がねとねとしてる、あるいは色がきれいではない、臭い、など。日々のお掃除できれいになります!
先生の探求心と熱意、道を切り開いでる。心から尊敬できる人に巡り合えた時って、なんてすばらしい幸運でしょうか?
なかなかそういうことってないんですよね。
勉強会の主催者のかたに大感謝です。
入院患者さんが減るとあまりいい顔はされないそうです。それは間違った反応です。
家族から見たら、誤嚥性肺炎で入院することがなくなれば、本当にうれしいこと。