BLOG
3.242016
新しいブログと古いブログ
私たちの活動は1992年からチェルノブイリ原発事故の被災児童の保養を受け入れて来ました。 しかし、20年目の夏をむかえる2011年3月、東京電力福島第一原子力発電所の事故がおき、事故が収束していないことと食品汚染がふせぎようがないので、チェルノブイリの子どもたちの保養は休止(実質上、終了)して、フクシマ原発事故禍の子どもたちのために活動してきました。ホームページを更新することができず、ブログだけは時事問題や放射能の問題などを取り上げてきました。
イベント欄も兼ねている…、少しは整理できないのかとご指摘をうけつつ。
この5年間のブログは、放射能が心配なお母さんたちのお役にたてることがあれば、と思って書いてきました。
あるいは自分の精神安定の為でもあったほど、事故は怖いものです。
自分で読み返しても、当時の恐怖、事態の改善されないいらだちなど。 しかし、5年たち、当時、児童だった子どもたちがまんがいち、読んだらどうだろう…考えると、胸がうずくようになりました。
それは、内容からいって、子どもたちを救わない事故対策と社会への叫びの連続ともいえる内容です。
大人には読んでもらいたいけれど子どもにはとても…。
そんなわけで、できなかったホームページのリニューアルと同時に、お話会で話していた内容を資料として順次アップしていきます。 これからは、保養所の充実のために準備していきたいと思います。
この5年間、ブログにコメントをお寄せいただいたみなさま、つらい最初の5年間の時間を空間をともに歩んでくださってありがとうございます。
次に進みたい…。 次の5年間、子どもたちに少しでも朗報がもたらされてほしい。 なんとか、新しい時代に入ってほしい、子どもたちを助ける方向にいってほしいと思います。 (もしも、古いブログを読んでみたい、あのとき、自分が何を感じていたか、考えていたか、たくさん書き込んでくださった方もいらっしゃいますね。 その場合は、お手数ですが「問い合わせ」のページからお申し込みくださいますようお願い申し上げます。)