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1.302025
被ばくの症状8 タバコ・フリーラジカル
はじめに、お断りなのですが、ここで、いろんなホームページをリンクしたりしていますが、あえて当団体と一切関係のない会社や団体のホームページから、コピーさせていただいています。
わざわざお断りするのは、以前に、ブログで紹介させていただいた医師は、突然、廃業。
免疫の関係の研究をされていたかた2名が亡くなりました。
偶然といえば、偶然かもしれませんが、関係のあるかたを紹介する気持ちになれません。
また、今は、コメントも以前のブログのように、書き込んでいただいて…というスタイルになっていないのは、あまりに、スパムが多いためです。
申し訳ありません。
さて、放射能の被害についての話が出るときに、かならず、ズイっと出てくる論で、タバコとの比較ですね。
そもそも、なぜ、タバコがガンを誘発するんでしょうか?
活性酸素
画像はホームページからお借りして、日本語訳をつけてみました。
これをみると、タバコは、さまざまな化学物質を含んでおり、喫煙することで、活性酸素が発生し、次第に遺伝子の修復ミスが起こり、発がんにいたるという流れのように見えます。
これらは一朝一夕で起こるものではないが、この流れでいれば、活性酸素が発生するのであれば、がんの発生個所は別に、肺ともかぎらないでしょうし、ガンに至る前に別の個所が不調になっていてもおかしくないでしょう。
しかし…それは、そのような物質をなぜ販売してるのか?吸うならその人と家族が、犠牲になるだけなので、販売を許す…と言う考え方なのでしょうか?
さて、原発事故のときに、かならず、キノコのように、放射能とタバコを比べる、タバコ学派が出てくるのはなぜなんでしょう?
たとえば
タバコと放射能のどっちが危険か
2011年の記事がいまだにしっかり残っていますね。
1ミリシーベルトを適用させるなら日本中の砂場を入れ替えないといけない⇒入れ替えるべきだろう。
タバコの煙を我慢しろと言ってるのとおなじじゃないか?
迷惑なんですよ。
低容量被ばくは喫煙、飲酒よりも恐ろしいのか?
これも2011年の記事で、中川恵一という医師の記事です。
この二者に共通してるのは、「20ミリシーベルト」が安全だという印象付けをしたいこと。
ちなみに20ミリシーベルトって原発労働者基準です。(原発労働者が20ミリの被ばくしていいというのも欺瞞ですけれど)
なぜ、原発事故のあと、放射能の問題に、子どもの学校が20ミリシーベルトで高すぎると非難されてるときに、タバコの害に比べたら…という話になるんでしょうか?
子どもたちはタバコ吸わないのに。
どこの広告代理店が考えたのかわかりませんが、今でもこのような、タバコに比べたら、このぐらいの被ばくは…という印象操作はあちこちでみかけます。
なぜか、〇ミリシーベルトという、空間線量に置き換えられていくのです。
正直いって、タバコも放射能もいらないんですけれど。
どちらも、フリーラジカル、を発生させる。
体内でそれらの物質を消去するために、ふだんより多くのファイトケミカルを摂取しないといけない。
発症の予防ですよね。
それをやり続けないといけない。
そんな努力を、なぜ、私たちに課すのでしょうか?
発想に国民を守ろうという愛がない。
私たちからみて、放射能もたばこも、迷惑で、どっちがとかじゃなくて、どっちもいらない。
タバコにくらべて放射能が安全かのようなごまかし。
たばこと死亡率の関係について(国立研究開発法人 国立がん研究センター)がん対策研究所予防関連プロジェクト
この研究を見たら、タバコを吸ってる人の死亡率が高い、ということが一目瞭然ですよね。10年かけて追跡調査されたと。
「死亡原因ごとにみると、たばこを吸う人の死亡率は、がん(男性 1.6倍、女性1.8倍)、心臓病や脳卒中などの循環器疾患(男性1.4倍、女性2.7倍)、その他の死因(男性1.6倍、 女性1.4倍)のいずれでも高くなっていました(下図)。」
というようにがん以外の病名でもお亡くなりになっています。
これが活性酸素の怖さだとしたら、同じように活性酸素・フリーラジカルを発生させる放射能も、同じような被害が出てきても、否定できる根拠があるのかな?
タバコによる健康被害は、タバコそのものに含まれる物質のせいだという研究もあるようですが、そんなものは販売中止にしたらよいのではないでしょうか?
飲酒と同じように、人間に害をなすものを放置しておいて、放射能はタバコより安全であるかのような印象操作をしてる。
じゃ、タバコは放射能より毒だということにならないでしょうか?
中川恵一氏は日本をガン大国だという。先の記事から引用しますと。
「がんの原因について見ると、1/3がタバコ、1/3がお酒などのタバコ以外の生活習慣、残り1/3が「運」です。タバコを吸わず、お酒も飲まず、塩分を控えて野菜、果物を積極的に食べ、適度に運動するような人でも、「運」が悪ければがんを発症します。」
これ、本当なんでしょうか?
医師であれば予防的見地になって、酒とたばこの販売を中止させないの?
日本は、ガン大国じゃなくなるってことじゃないですかね?
フクシマ関係のホームページでも、マジでタバコの害と比べたりしていますが。
タバコを吸った期間をあえて書いてないデータだそうですから、指摘される前に、削除したらどうでしょうか?
わりとわかりやすく、フリーラジカル対策を書いてるホームページがあったので(詳しすぎずほどほどで)ご紹介します。
この団体と当団体は関係ないです。遺伝子検査などもおすすめしていませんので、念のため。
最後に、厚生省のホームページで、フリーラジカルと検索してみたら、一つだけヒットしました。
これだけです。
言われたことだけやってる感じがするんですけれど…。(先ほどご紹介した、遺伝子検査の会社に比べてまったく、情報が少ないですね)
ちなみに、タバコの販売総数 2021年は937億本。ピーク時は3486億本:1996年。
(昭和がピークじゃないんですね)
タバコが吸えないお店が増え、公共交通の中でも吸えなくなりました。30年前は、禁煙運動なんて、成功するとはだれが想像できたでしょう?
中川恵一氏の理論で言えば、ガン大国じゃなくなる日も近いのか????
タバコだけなら発がんに至らなかった人も、放射能のせいで発がんのリスクは高まることは、たやすく想像できます。