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5.242023
劣化ウラン弾と微生物除染の研究
この世の忌むべきものの中でも、核兵器ほど憎らしいものはないですよね。
劣化ウラン弾の死の灰ではないか、この空間線量の上昇は…という憶測がここ10日観ほど、SNSの中でざわついています。
爆破されたウクライナの武器庫にイギリスから提供された劣化ウラン弾が保存されてたのではないか?
親ロ派のデマだ!
いや、気にするほどのことのない放射線量の上昇だ!(定番)
などなど。
しかし、ドイツの男性が数値の上昇をキャッチしたという情報が、核物理学者クリスバズビーさんよりもたらされ
やはりなんらかの死の灰雲が北半球の上を回ってる…と恐れたほうがいい傾向です。
日本にもやってきてると考えると
むやみやたらに雨にあたったりしないようがいいですよね。
さて、
福島原発事故のあと、チェルノブイリへのかけはしは、微生物やそれでつくられた飲料を日本に保養に来てるチェルノブイリの子どもたちに提供していたことを情報開示しましたが、
まあ、相当ひどいバッシングを受けていました。
もちろん、その効果を課題に誇張したり、すでに信仰のレベルのように語る人もいますし、何より、核物理をやってた人たちさえも知らない現場の話でしょうから、まゆつばものだと思っても、それも理解できます。
ですので、それは誰かを説得させるためにあるものではないし、自分たちが、放射能汚染の中で、使ってきたよ、という情報なだけです。
別に科学者に認められたくもないし、評価などどうでもいいのです。
現場でおなかの痛みが止まったり、とりあえず、家の中の除染などに役にたてばそれでいい。
大規模なレベルで自治体や国が取り組むつもりはないのでしょうし。
しかし、劣化ウラン弾の死の灰が舞ってるとなると、なんだか、その話を眠ったままにしていいのかなと思います。
実は、劣化ウラン弾による土壌汚染そのもの対策に、アメリカやフランスで、やはり微生物をつかった研究が行われていますよ、と
教えていただきましたので、論文だけ、ご紹介しときたいと思います。2012年のものですね。
(研究は続いていきます)
二種類のマルチ環境耐性バクテリアのウランとの相互作用:
兵器として劣化ウラン弾を使えば、双方の兵士たちも被ばくし、もちろん死の灰がまきちらされ、土壌汚染もします。付近の住民を内部被ばくさせるので、イラクの湾岸戦争や、セルビアなど戦争でも使用された地域では、目を向けられないような先天異常の子どもたちが生まれています。
もちろん、使用を許可した人たち(いわゆる武器としてつくった側)は、「そんな被害は起こらない」と否定。
(今の科学で因果関係をつけるも、つけないも、難しい)
戦車への砲弾の貫通能力をあげるだけしか、能がないのさ、うそぶきますが、それによってもたらされた土壌汚染に関しては、バイオの力でなんとかできないか、という研究が、行われてるというのです。
(放置していいわけないですよね)。武器は使う側でもあれば、使われる側になるものですから。
福島原発事故のときはまだ、そうした研究も、深みをましていませんが、微生物の中で「放射能が好き」、というのがいる、というのは、隠すことのないこと。
その性質をつかって、除染ができないか?と考えることもごく自然なことでしょう。
日本でも、東海村や幌延で、そのような微生物研究が行われていたわけで、なぜ、チェルノブイリへのかけはしだけ、バッシングされたんだろう?と思うと、いらっときますね(笑)。
論文の内容は、一般の方には難しいです。
ではなぜ、ご紹介したかと言うと、研究室の中で成功しても、外界にはさまざまな微生物がいて、たとえ放射能に強いやつでも、なんのことはない田んぼにいるような微生物に食われたりする、なんてこともあるらしいですから、この種の研究が、おおよそ人類に対して、こうだ!という結論を出し、ノーベル賞もらうまで、まだまだ膨大な時間がかかりそうです。(あるいは軍事として隠されるか)
私たちNPOは、万人につくすミッションも実力もありません。
ただ、死の灰が舞ったときは、ちょっと思い出して、身の回りに、微生物をまいて、飛んでる放射能をキャッチしてもらえたらいいな、なんて、夢想してるだけです。
気休めだよ、それでもいいでしょう。
気休めすらないのが放射能ですから。
文句言う人は自分が解毒剤を探す旅に出てください!
それがいい!
誰にも迷惑かけてないこと(愛好家レベル)を、説教したい気持ちになる精神の傾向も日本に多いのですが。
そのおせっかいが、本当に科学の最先端かしら?
そういう応対が面倒くさいので、ほら、アメリカでもやってるよ、と論文を紹介しておきます。
今は、なんとか、微生物除染の可能性が見えてきた!ってあたり。
権威主義の人には、満足してもらえるのではないでしょうか?
ものすごい高額な機械であれこれ計測してる図表も載っています。
あくなき科学的探究心もご満足していただけるかと。
私たちをバッシングしてる暇があったら、戦争を早く止めて、エスカレーションしないように訴えてほしいのです。
この頃はベラルーシでも、ネット販売があるので、活動をともにしてきた方々も入手できるようになっております。
残念なのは、微生物なので、まがいものもたくさんあって、誰かが勝手に増やして犯罪してるものもあるみたいです。
えんがちょですよね~。
大陸のみなさんは強い。
願わくば、誰にも吸いこまれませんように。
(ちなみに、軍事で研究してたらすごいお金が動いてるんでしょう、と思います。しかしながら、2011年から手当たり次第に微生物を散布した人たちが多数いらっしゃいますが、その人達の持ってるデータほ軍事レベルのものに匹敵すると思います。高額な危機をつかって微生物とウランの関係性を調べる研究に比べ日本では現場で散布したわけですから)。
いちばん大切なことは、死の灰というわけわからないものから、自然由来で副作用もなく、私達の健康をまもること。
それを探してこいや!と国民の健康に責任がある人達に、お伝えしたい。
死の灰を撒き散らす側というのは、決して庶民ではないのですから。