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放射能には国境もありません。
放射能汚染地図3
四方を陸で囲まれたベラルーシは、海も山もない平地の国です。黄色(5キュリー)→オレンジ→紫(40キュリー以上)と色が濃くなるごとに放射能の濃さを現しています。
日本の基準では1キュリーでも住むことはできません。
チェルノブイリを起点にして、100km、200km、300km、400kmとラインを引いています。
放射能が遠くまで飛んでいったところは、子供達が具合悪くなって始めて、調査に入り汚染が発覚しました。
北海道と重ねてみました
北海道がすっぽりと入ってしまう距離も軽々超えて、放射能は3〜4時間で風にのって移動します。心理的に赤い汚染地にとても、北海道のどこかの地を乗せたくはありませんでした。ベラルーシでは汚染地域に残っているのは貧しい農民や障害者、アルコール中毒者などばかりです。知識階層は真っ先に移住してしまいました。
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